指導者紹介

山神健志 YAMAGAMI, Takeshi

自由学園最高学部卒業、東京藝術大学卒業後イタリアに留学。帰国後、合唱指揮者として活動を開始。現在は、児童合唱から大規模な混声合唱まで多くの合唱団の常任指揮者をつとめるほか、各地で市民参加による公募合唱団を指導。

最近ではアンドレア・バッティストーニ指揮のヴェルディ『レクイエム(2017 年)オルフ『カルミナブラーナ』(2018年)マーラー『交響曲第8 番』(2019 年)ウォルトン『ベルシャザールの饗宴』(2020 年)の合唱指導を担当し好評を博す。その的確な指導は共演した内外の指揮者や合唱団員から信頼されており、2023 年にはバッティストーニ指揮ベルリオーズ『レクイエム』やヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮ハイドン『天地創造』公演などの合唱指揮を務める。また、オーケストラと歌う素晴らしさを子どもから大人まで広く体験してもらおうと精力的に活動し、これま

でにジョン・ラッター『子どもたちのミサ』(オーケストラ版日本初演)、上田真樹「あらしのよるに」(オーケストラ版委嘱初演)をはじめ、多くのコンサートを企画、指揮している。オーケストラ指揮の分野でも特に宗教音楽での評価が高い。

小林 恵 KOBAYASHI, Megumi 

青山学院大学文学部史学科卒業。東京藝術大学大学院古楽科バロック声楽専攻修士課程修了。 G.F.ヘンデル 《メサイア》、A.ヴィヴァルディ《グロリア》、J.S.バッハ《ミサ曲 ロ短調》、《マタイ受難曲》、J.ハイドン《十字架上のキリストの最後の七つの言葉》、F.メンデルスゾーン《賛歌》、 G.フォーレ《レクイエム》等の宗教作品でソリストとして出演。 Emma Kirkby, John Elwes, Gerd Türk各氏によるマスタークラスを受講。声楽を波多野睦美、野々下由香里、青木洋也、阿部早希子各氏に師事。メサイア・フェスティバル・クワイア、エルヴィオ ・ソーヌス合唱団、東京スコラ・カントールム、バッハコア横浜ヴォイストレーナー、東大和市合唱団副指揮者。パーセル・プロジェクト、エクスノーヴォ、プロムジカ使節団、サリクス・カンマーコア等の演奏会および録音に参加。東京藝術大学古楽科教育研究助手。

櫻井愛子 SAKURAI, Aiko

歌曲、宗教曲のスペシャリストを目指して研鑚を積んでいる、新進気鋭のソプラノ・ボイストレーナー・ドイツ語発音指導者。

令和4年度奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門第1位 、第34回国際古楽コンクール〈山梨〉第2位(最高位) 、2019年度リヒャルト・シュトラウス国際コンクール第2位(1位なし、日本人初)、第26回ブラームス国際コンクール声楽部門第2位を受賞しドイツ歌曲において国際的な評価を得ている。東京藝術大学大学院声楽専攻およびウィーン国立音楽大学大学院リート・オラトリオ科修士課程修了。公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団2020年度海外音楽研修助成対象者。これまでに新日本フィルハーモニー交響楽団、横浜シンフォニエッタ、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。声楽を友野玲子、山口道子、佐々木典子、櫻田亮、藤原治道、E. リーンバッハー、歌曲をG. フォンターナ、A. キルヒシュラーガーの各氏に師事。コール・サンエコー、Coro Oración、洗足学園音楽大学OB合唱団ボイストレーナー。藝大卒姉妹デュオ AINANA メンバー。公式ホームページ www.aikosakurai.com